2022年12月のOpenAIによるChatGPTの公開以降、学生のアカデミックライティングにおけるアカデミック・ インテグリティをどのように担保していくべきか、AIと教育界はどのように共存していくべきか、 特にグローバルで浸透する剽窃チェックツールを提供する弊社では様々な媒体からの取材に応じております。また、 研究論文でのAIライティングの利用においては、研究公正の観点から学術ジャーナルの編集方針や投稿規定を改訂する等の影響が考えられます。
このようなAIライティングツールの急速な発展にともない、 新しい形態の不正行為を検出するためのTurnitinの最新技術開発も同様に進化しています。当社には、 すでにChatGPTなどのAIにより生成されたテキストを検知する技術があります。今回は、当社の(開発中の) テクノロジーでどのようなことが可能なのか、まずはその内容を知っていただきたいと思います。
これまで、当社のAIチームは何年もかけてAIを活用したソリューションに取り組んでまいりました。 その成果の一部をご紹介する以下のデモ動画では、ターンイットインのAI研究者で、元高校教師のデビッド・アダムソンが、 当社のAIライティング検知能力について説明いたします。
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動画からも分かるとおり、当社の技術はかなりの段階まで進化していますが、 お客様にお役立いただけるソリューションにするためにはまだ開発が必要です。
他のAIライティング検知ツールとは一線を画す、ターンイットインならではの側面、つまり、学術機関に最適な製品である、 という点も重視しています。当社のモデルは、一般に公開されているコンテンツのみを検知するモデルとは対照的に、 包括的なデータベースのなかで学術的な文章に特化してトレーニングされています。そのため、 ターンイットイン製品は学生の提出物のなかの不正の可能性を、より敏感に見つけだすことができるのです。
今後もさらなる技術革新と開発を続け、定期的に進捗状況をお知らせする予定です。
当社では、AIライティングや類似性レポートなどの分野で新しい体験や改善点を見つけるために、教育関係者の方々の知見を求めています。 AIライティングへの取り組みにご興味ある方は、ご意見等いただけますと幸いです。ご協力いただける方には、 当社の開発進捗状況をリアルタイムでお知らせいたします。ターンイットインの未来を形作るためにお力添えをお願い申し上げます。