報道関係者   ·  

TurnitinのGradescopeが日本語正式版を提供開始

2021年に導入したパイロット版の成功を受け、日本語版を正式に導入する運びとなりました。

Japan

アカデミック・インテグリティ(学問における誠実性、公平性、一貫性)の推進を牽引し、 採点や評価のオンライン学術支援ツールを提供するターンイットイン(Turnitin)が、2021年9月のパイロット版を経て、デジタル採点 Gradescope(グレードスコープ)の日本語正式版の提供を開始ました。ターンイットインの顧客である大学や、 STEM教育コミュニティからのフィードバックに応え、英語、スペイン語、韓国語、トルコ語に加え、日本語の正式版をリリースします。

Gradescopeの学習評価プラットフォームは、紙ベースのみならず、オンラインの課題やソースコードの課題であっても、作成、採点、 管理が可能です。対面授業、オンライン授業、ハイブリッド型学習において、様々な科目と問題形式に対応しています。 教員は採点にかかる時間を大幅に短縮し、授業の質を保ち、学生との時間を増やすことができます。採点における公平性を保つために、 学生の氏名等を非表示にして採点を行う機能を備えます。学習評価のプラットフォームとして独立していますので、既存のLMS(学習管理システム) と連携することで、過去の課題も使用でき、新たな問題を作成することも可能です。Gradescopeの革新性とインパクトは、Bett Awards、EdTech Breakthrough、EdTech Digest、SaaS、SIIA CODiE、Tech & Learning等から高い評価を受けています。

Gradescopeをご活用いただいている同志社大学 文化情報学部の深川大路助教は次のように述べています。 「Gradescopeを利用することによって、課題の採点と学生へのフィードバックにおける負担が減り、 研究をはじめその他の業務に費やせる時間が増えました。コロナ禍を奇貨として利用し始めたGradescopeは、 豊富な課題形式に対応しており、授業形態が対面かオンラインかにかかわらず強力なツールであると確信しています。 もともと優れたインタフェースで直感的な操作が可能ですが、日本語化されたことによって、 さらに幅広い利用者が負担なく利用できるようになることを嬉しく思います」

Turnitinのアジア太平洋地域リージョナル・ディレクターである松永ベッツィー(Betsy Matsunaga)は、 次のように述べています。「教育ツールの多言語化は、全世界の教育現場における公平性と包括性の向上につながる重要なステップです。 日本の大学や教育者のみなさまからは、アカデミック・インテグリティや学習効果を向上させるために、 Gradescopeを日本語で利用したいというご要望をいただきました。そこで、2021年に導入したパイロット版の成功を受け、 日本語版を正式に導入する運びとなりました。採点や学習評価といった教育者が抱える課題に対して、 ソリューションを提供する一助を担えたことを光栄に思います。採点や学習評価の効率化により、 教育者と学生の時間を新たに確保することができますので、日本語版の利用を契機として、学習の質が高まり、 より有意義な学習効果がもたらされるものと期待しております」

これまでに世界各国で採点された課題数は6億2,400万に上ります。 2,600の教育機関における11万人の教育者と270万人の学生がGradescopeを利用し、迅速な採点と効果的なフィードバックにより、 学習効果を最大限に高めています。無料トライアルをご希望の場合は、japan-sales@turnitin.comまでご連絡ください。