「アカデミック・インテグリティ」(※)を担保するためのオンライン学術支援ツールを提供するTurnitin(読み:ターンイットイン、 本社:米国カリフォルニア州オークランド、CEO:クリス・カレン)は、 日本におけるソリューションの販売促進とカスタマーサポートの拡充を目的にこのたび、日本法人となるTurnitin Japan LLC (所在地:東京都港区、代表者: セールスディレクター 田中 考)を設立したことをお知らせします。
1998年に米国の大学生4人によって創業されたTurnitinは、 レポートや論文課題での作者の独自の思考がきちんと表現できるように担保し、 文章の意図しない類似性や剽窃を防いで公平な評価を図ることを目的としています。指導者には採点・評価ツールとして、 学生には正しい書き方を学ぶツールとして、オンラインで手軽に活用できる利便性が人気となり、幅広い認知と評価を得てきました。 Turnitinは米国カリフォルニア州オークランドに本社を置き、英国、オランダ、オーストラリア、日本、韓国、シンガポール、インドネシア、 フィリピン、インド、パキスタン、南米の各地でチームが活動しています。論文などのデータベースは10億件を超え、 世界15,000以上の大学などの高等教育機関で利用される、アカデミック・ インテグリティ担保のためのスタンダードなソリューションとなっています。
国内では、2010年から代理店を通して各種ソリューションの販売を始め、 全国ですでに200を超える大学などがTurnitinのソリューションを導入しています。国内での高等教育機関での需要の高まりを受け、 よりきめ細かなカスタマーサービスを提供するため、このたびの日本法人の設立に至りました。アジア太平洋地区において現地法人の設立は、 オーストラリア、韓国、インドネシア、フィリピンに続き、5カ国目となります。
Turnitinのアジア太平洋地域バイス・プレジデントであるジェームズ・ソーリー(James Thorley)は、 次のようにコメントしています。「Turnitinは1998年の創業以来、教育現場における『アカデミック・インテグリティ』 推進を支援してきました。学問の質を担保するため、テクノロジーを活用して、誠実性を持って正しく論文が書けるように指導・ 学習できるソリューションを提供しています。日本でも10年前から大学を中心にソリューションを提供してきましたが、 国内での当社ソリューションに対する需要の高まりを受け、このたび日本市場に本格参入し、 より充実したサービスとサポートを提供する体制を整備しました。コロナ禍を受け、教育現場には様々な新たな課題があるかと思いますが、 当社のソリューションがその解決の一助となるよう支援できれば幸いです」
日本法人であるTurnitin Japan LCCのセールスディレクターである田中考は、次のようにコメントしています。 「日本でも近年『アカデミック・インテグリティ』について学生に指導する大学が増えてきています。日本法人の設立により、 これまで以上に日本語で、当社ソリューション導入支援や導入後のサポートを提供することが可能になりました。コロナ禍を踏まえ、 現場の講師や学生の皆様は、これまでにはない難しさを感じていることかと思います。当社ソリューションの活用により、 オンラインでも講師と学生の間で十分かつ密なフィードバックややり取りが促進され、その結果として教育の質の担保に貢献できればと願っています」
現在、日本国内で提供している主なTurnitinのソリューションは以下の通りです。
Turnitinに関する詳細は、日本語ウェブサイト(https://www.turnitin.com/ja) をご覧ください。
※「アカデミック・インテグリティ」とは、自身が取り組んだ学習・研究の成果を披露するにあたって、守るべき原則を理解し、 誠実かつ公正に取り組むことを指します。これには、正当な引用無しに他者の成果(著作物)を不誠実に盗用・剽窃しないといった今日の教育・ 研究現場が直面する課題に対して、学習者を啓蒙し、教育・指導することが含まれます。