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ターンイットインのAIライティング検知機能が、提供開始から1周年を迎え、全世界で数百万本の課題レポートをレビュー

AIライティング検知機能提供開始から1周年、レビューを行った課題レポートの分析から見た、教育現場でのAIライティング利用事情

Japan

アカデミック・インテグリティ(学問と研究における誠実さ・健全性)の推進を牽引し、 採点や評価のオンライン学術支援ツールを提供するターンイットイン(Turnitin)は、本日2024年4月9日で、AIライティング検知機能の提供開始から1周年を迎えました。2023年4月の提供開始以来、2億本以上の課題レポートがレビューされました。学生が課題レポートに生成AIによるライティングを利用したか、その可能性を示すターンイットインのデータは、同機能の提供開始から、学生がAIライティングを継続的に利用していることを明らかにしました。

2億本を超える課題レポートのレビュー*では、以下のデータが示されました。
・2,200万本(全体の約11%)以上の課題レポートのうち、少なくとも20%以上がAIライティングによって生成された可能性*
・600万件 (全体の約3%)以上の課題レポートののうち、少なくとも80%以上がAIライティングによって生成された可能性*

ターンイットイン の最高製品責任者(CPO)であるアニー・チェチテッリは次のように述べています。「私たちはいま、テクノロジーが学習を変革しつつある教育の重要な岐路に立っており、アカデミック・インテグリティの重要性はかつてないほどに高まっています」「教育に携わる誰もが、最高のパフォーマンスを発揮するためのリソースを求めています。そして、当社のAIライティング検知機能を含むテクノロジーが、アカデミック・インテグリティを犠牲にしない学習を推進しているのです」

AIライティングの利用に関するターンイットインのデータは、教育界におけるAIライティングの利用を複雑で進化し続けるパズルと継続して認識する必要性を示唆しています。教育者と教育機関は、検知だけではなく、さまざまな要因、つまりパズルのピースに着目すべきということです。これには、AIライティングの利用の許容範囲に関する学生とのオープンな議論、アカデミックポリシーの改訂、そしてプロンプトの見直しなどが含まれます。

授業におけるAIライティングの普及状況を調査するためにTyton Partners**が行った最近の研究においても、調査対象となった学生の半数近くが生成AIを毎月、毎週、または毎日利用しており、さらに、教育機関がその利用を禁止したとしても利用し続けると回答した学生は75%に上りました。学生および教育者は、透明性を促進し、批判的思考力を育むためのツールを手に入れました。生成AIの利用はこの1年で増加し、今後も更なる拡大が見込まれています。

ターンイットインのAIライティング検知機能は提供開始以来、革新的な EdTechソリューションとして認められ、刻々と変化する教育現場において、アカデミック・インテグリティの遵守を支えています。本ツールは、 2024 Bett Awardsの「AI in education」部門で最終選考に残り、ISTE 2023では、 Best in Show by Tech & Learningに選ばれました。

ターンイットインは25年以上にわたりアカデミック・インテグリティの推進を牽引してきました。 ターンイットインのAIチームは、 ChatGPT がローンチされる2年以上前に検知機能の開発に着手していたため、OpenAIによる生成AIアプリケーションリリースから数ヶ月以内に、新機能を導入することができました。本ツールは既存のワークフローにAIライティングレポートを統合し、ChatGPTといったAIライティングツールが生成した可能性があるコンテンツの割合を表示します。AIライティング検知機能は、「Turnitin Originality」、「Turnitin Feedback Studio with Originality」、「iThenticate 2.0」でご利用いただけます。なお、本リリースにおけるAIライティング検知機能は、英語コンテンツにのみ対応しております。

*2024年3月21日時点
**ターンイットインは、TytonのTime for Class 2023とGenAI in Higher Educationのレポート作成に協賛しました。