Feedback Studio(フィードバックスタジオ)を利用してできること
フィードバックの機能に関して
Turnitin Feedback Studioについて
オンラインでの授業も増え、調査研究にインターネットを活用し、パソコンなどの電子機器を使って文章を執筆することが当たり前になりました。
キーワード検索一つでほしい情報を得ることができ、資料作成なども様々なソフトウェアによって非常に便利になる一方で、いわゆるコピペなどの操作で文章も簡単に右から左に移しかえることができるようになりました。
他人の文章を不正に使用、盗用するいわゆる剽窃(ひょうせつ)が容易に行われてしまう危険性があります。
大学でも、レポート課題について真面目に取り組む学生がいる一方で、自分の頭で考えることなく、既存の文章を流用してレポートや論文を作成してしまう人もいるかもしれません。
Turnitin Feedback Studioは、そのような行為を防ぎ、課題に向き合って自らの頭で考え、自分の意見をしっかりと持つ、そのような学習と教育の質の向上を担保します。また、先生にとって、学生の提出物を採点し評価を与えるのは大変な時間と労力を要する作業です。オンラインで提出された文章をプリントアウトすることなく、オンライン上でそのまま添削、採点、アドバイスを加えて返却できれば、先生の提出物管理の手間も格段に減ります。
Turnitin Feedback Studioは、学生が提出したレポートおよび論文を、
世界最大級のデータベース
①インターネット上にあるウェブページ
②これまでにTurnitinに提出されたレポートおよび論文
③雑誌論文および学術論文
と照合します。
類似性がパーセンテージ表示され、類似が見られた箇所、ソースを確認することができます。これによりTurnitin Feedback Studio は剽窃を防止し、学生のアカデミック・インテグリティの促進を確かなものとします。
またTurntiin Feedback Studioでは、先生がオンライン上で学生の提出物に対してアドバイスや講評を加え、ルーブリックによって効率的な採点や評価を与えることができます。
Turnitin Feedback StudioはTurnitin社が提供するオンラインサービスで、ソフトのダウンロードの必要は無く、iPadを含む様々なデバイスで使用が可能です。
Turnitin Feedback Studioの機能
提出されたレポートおよび論文は、世界最大級のTurnitinデータベース…700億以上のウェブページ、10億以上のこれまでTurnitinに提出されたレポート、2億以上の雑誌論文と学術論文と比較、照合され、数分以内に照合結果のレポートが類似性のパーセンテージと共に表示されます。
類似がみられた箇所はハイライト表示され、どのソースとの一致があったのかを知ることができるため、講師は必要に応じ学生に正しい引用方法を指導し、奨励することが可能です。
講師は提出されたレポート上に容易にコメントやマークを残したり (Quick Mark)、レポートの内容についての評価を音声録音や文章によって残したり (フィードバック概要)、設定した基準に基づきレポートを評価し、自由形式のフィードバックとスコアを与えることができます (ルーブリック採点および評価フォーム)。
これらを全てオンライン上で行うことができるため、教師が費やす時間を最小限に抑えることができます。
QuickMark – 素早いフィードバック-
事前に設定可能な「ドラッグ&ドロップコメント」で時間を節減。繰り返し使用できるコメントを機関内で共有することで、評価の一貫性を高めます。
フィードバック概要 – 音声と文章により理解しやすいフィードバックを与える-
講師のフィードバックを学生自身が理解できなければ意味がありません。音声と文章によるコメントで、特定のフレーズや提出物全体に対しての分かりやすいフィードバックを効率良く残すことができます。
ルーブリック採点 および 評価フォーム – 設定した基準による迅速な評価を与える –
設定した課題の評価基準により、客観的で画一的な評価を行い、特定の基準が評価にどのように影響するのかを示すことができます。
その他の機能
英文法チェック
TOEICやTOFELでお馴染みのEST (Educational Testing Service) による、イギリス英語およびアメリカ英語辞書での英文法チェックが可能です。フィードバックはレポート上に表示されます。
※全文が英語で書かれた文章がチェック対象となります
ピアマーク相互学習
ピアマーク課題によって、学生同士がお互いのレポートを読み、オンライン上でレビューを書き込み、レポートの評価をし合うことが可能です。ピアマーク課題の最後にレポートが自動配布され、学生はレポート上のコメントを見ることができます。講師の判断で、ピアマーク課題を匿名にするか記名にするかを決めることも可能です。学生がお互いのレポートを評価しあうことで、クリティカル・シンキングの促進が可能となります。
ピアマーク相互学習
ピアマーク課題によって、学生同士がお互いのレポートを読み、オンライン上でレビューを書き込み、レポートの評価をし合うことが可能です。ピアマーク課題の最後にレポートが自動配布され、学生はレポート上のコメントを見ることができます。講師の判断で、ピアマーク課題を匿名にするか記名にするかを決めることも可能です。学生がお互いのレポートを評価しあうことで、クリティカル・シンキングの促進が可能となります。