研究公正(リサーチ・インテグリティ)特集ページ

オープンサイエンス時代における責任ある研究活動の理解と実践

責任のある研究活動を推進することで、健全な科学の発展を担保

リサーチ・インテグリティ(研究公正)とは、「研究の妥当性と信頼性を確保するための原則と基準」「研究における公正性・誠実性・高潔性のことであり、研究者が研究活動に取り組む際に守るべき行動基準」と定義されています。近年、デジタル化が進み研究成果の量とスピードへの期待が高まる一方で、データ収集から論文執筆、研究のオーサーシップ問題まで、研究のプロセスすべてにおいて、故意または不注意による研究不正のリスクも高まっています。研究者一人ひとりが公正性・透明性・健全性を持った研究活動を推進していくことが、オープンサイエンス時代における健全な科学の発展を担保させる上で重要です。このページでは、責任ある研究活動における重要性の理解と実践に役立つコンテンツをご紹介します。

動画コンテンツ

研究活動と研究公正(リサーチ・インテグリティ)のよりよい実践に向けて 前編

マシュー ソルター 博士 | アカバナコンサルティング 創業者兼CEO

アカバナコンサルティングのCEO兼創立者で学術界での幅広い経験をお持ちのマシュー・ソルター博士に、変化する状況の中で研究活動と研究公正(リサーチ・インテグリティ)をどのように研究者が実践していくべきかをテーマに、お話を伺いました。

研究公正に関する無料eBook

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変わりゆく研究環境での研究公正の推進

このeBookでは、責任ある研究活動について、研究界における議論や動向を探ります。研究公正とは共同的な取り組みであり、集団的な対応が必要であることを認識したうえで、強い研究コミュニティづくりに欠かせない、個々の研究者の注意義務と価値観といった要因も解明していきます。技術が進化し続ける中、世界的な課題と生成AIの変革的な影響の中で、責任ある研究活動の原則を維持するための道筋を明らかにすることを目指します。
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ブログ記事:オープンサイエンス時代の論文出版の動向シリーズ

​同志社大学 免許資格課程センターにて図書館司書課程を主にご担当される佐藤翔准教授に、「オープンサイエンス時代のジャーナル投稿」と「高等教育における情報リテラシー」を中心にご寄稿いただきました。

その他のブログ記事

研究公正に関するブログコンテンツをご紹介します。

研究活動における不正行為のリスクを防ぐための対策はできていますか?

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